【保存版】再開発で激変する品川・新宿のオフィス市場と、見落としがちな事務所衛生基準規則のポイント

はじめに

2026年、東京のオフィス市場は大規模な再開発プロジェクトの進展により、劇的な変化を迎えています。特に品川や新宿といった巨大ターミナル周辺では、数十年先を見据えたまちづくりが加速しており、企業の拠点戦略に大きな影響を与えています。

一方で、オフィス移転の実務においては、華やかな再開発情報だけでなく、従業員の満足度や法令遵守に直結する「トイレの設置基準」といった基礎知識も欠かせません。本記事では、6月の人気記事ランキングに基づき、今バックオフィス担当者が押さえておくべき最新情報を整理してご紹介します。

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1. 品川の再開発最新情報!6つの区画で変わるオフィス街の全貌

品川エリアでは、現在「東京最大級」とも言える総面積約28ヘクタールに及ぶ巨大な都市再編が進行しています。このプロジェクトは単一の建て替えではなく、複数の事業が連動する「都市規模の再編」であることが特徴です。

注目プロジェクトとスケジュール

  • 高輪ゲートウェイシティ: 2025年3月に4街区の「THE LINKPILLAR 1」がまちびらきを迎え、すでに多くのテナントが入居しています。2026年春には3街区や文化創造棟の開業も予定されています。
  • 品川駅西口地区: トヨタ自動車の新東京本社が入居予定のA地区(2029年度竣工予定)や、産業支援施設を備えたC地区(2028年度竣工予定)など、2028年から2031年にかけて大量のオフィス供給が予定されています。

交通インフラの劇的進化 

リニア中央新幹線の始発駅としての期待(2030年代半ば〜後半目標)に加え、2030年代には東京メトロ南北線の品川駅延伸も計画されており、都心北部エリアとのアクセスが劇的に向上します。KDDIやトヨタといった大企業が品川を選ぶ理由は、この圧倒的な交通利便性と、国際交流拠点としての将来性にあります。

2. オフィスのトイレ設置基準|人数別の必要数・男女別義務・快適設計のポイント

オフィス移転の物件選びで見落とされがちなのが、トイレの設置基準です。これは「事務所衛生基準規則(事務所則)」によって明確に定められており、基準を満たさない場合は法令違反となる可能性があります。

最低限遵守すべき設置数(事務所則 第17条)

  • 男性用: 大便器は60人以内ごとに1個以上、小便器は30人以内ごとに1個以上。
  • 女性用: 便器は20人以内ごとに1個以上。

10人以下の特例(2021年改正)

 同時に就業する労働者が常時10人以内である場合は、男女別ではなく「独立個室型(男女共用)」のトイレ設置で代替することが認められています。

快適性を高める設計ポイント 

法定基準はあくまで「最低ライン」です。一般的に朝や昼休みは利用が集中するため、基準の1.5〜2倍程度の数を確保することが望ましいとされています。また、執務エリアから直接見えないレイアウトや防音への配慮、清潔感のあるデザインは社員の満足度向上に直結します。物件内見時には、自社の男女比や清掃体制を含めたチェックリストを活用することが推奨されます。

3. 新宿の再開発はいつまで?2040年へのロードマップとオフィス市場への影響

日本最大の乗降客数を誇る新宿駅周辺でも、「新宿グランドターミナル構想」に基づき、2040年代を見据えた長期プロジェクトが動いています。

主要エリアのスペックと完成時期

  • 西新宿一丁目地区: 2026年8月に竣工予定の駅直結オフィス(旧明治安田生命ビル跡地)は、1フロア800坪超の大型規模を誇ります。
  • 新宿駅西口地区: 小田急百貨店跡地には、2029年度に高さ約260mの超高層ビルが誕生予定です。
  • 西南口エリア: 京王百貨店やルミネエリアの再編が計画されていますが、南街区の工期が「未定」となるなど、建設コスト高騰の影響によるスケジュール変動には注意が必要です。

移転戦略の考え方 

新宿区の潜在空室率は2026年1月時点で2.79%まで低下しており、市場はタイトな状況です。新築ビルへの移転を検討する場合、竣工の2〜3年前から動くプレリーシング活動を視野に入れる必要があります。賃料水準は千代田区などに比べて割安感がありつつ、最高レベルのアクセス性を確保できる点が新宿の強みです。

まとめ

オフィス移転を成功させるためには、品川や新宿のような再開発エリアの「竣工スケジュール」から逆算した計画立案と、トイレ設置基準のような「就業環境の質」を支える法令遵守の両輪が不可欠です。 特に大規模な新規供給が予定されている2020年代後半に向けて、自社のフェーズに最適な移転タイミングを見極めることが、バックオフィス担当者の重要なミッションとなるでしょう。

担当マーケターの視点から

今回は最新情報とは異なる視点でのコメントとなりますが、知名度の高いエリアの再開発情報や意外と知られていないオフィスビルの基準などがユーザーの注目を集めていることが6月の記事ランキングでわかったかと思います。

これからもオフィスビルに関して有意義な情報を提供できるメディアとして情報発信を進めていきます。

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