このオフィスレイアウトは33.8坪（112㎡）の空間に18名が働く、一人当たり約1.9坪（6.2㎡）という効率的かつ快適な設計です。エントランス正面には受付カウンターを設け、来客動線を中央で集約することで、来訪者をスムーズに迎え入れつつ、執務エリアや各部門への案内も円滑に行えます。

執務エリアはProduction、Logistics、Account、Salesの4部門に分かれ、各4名ずつの島型デスク配置となっています。このレイアウトはチームごとのコミュニケーションや協働作業を促進しつつ、各部門の業務特性や集中作業にも適応できます。各島は通路を挟んで分かれており、部署間連携も取りやすい設計です。

役員室は営業部門に隣接して独立配置されており、重要な意思決定や機密性の高い業務、顧客との商談に最適な空間です。役員室内には会議テーブルも設置されており、少人数でのミーティングにも対応できます。

OA機器や収納は壁面や通路沿いに効率的に配置されているため、執務エリアを広くすっきりと保ち、書類・備品管理や日常的な業務動線の効率化にも寄与しています。

また、通路幅や回遊性にも十分配慮されており、日常の移動や緊急時の避難動線もスムーズです。部門ごとの分離と連携のバランスによって、異なる業務特性による相互干渉を抑えつつ、必要時には迅速な連携も可能となっています。

このように、本レイアウトは限られたスペースを最大限有効活用し、来客対応・チームワーク・集中作業・収納効率・快適性など、オフィスに求められる多様な要素をバランスよく高いレベルで実現した、実用性の高いオフィス空間です。