このオフィスレイアウトは、40.5坪（134㎡）の空間に12名が働く、ゆとりある設計が特徴です。一人当たり約3.4坪という十分なスペースを確保し、現代的なフリーアドレス形式を採用しています。執務エリアは2つの大型島型デスクを中心に、従業員は業務内容やチーム構成に応じて柔軟に席を選択できます。これにより、活発なコミュニケーションと個人の集中作業の両方に対応でき、ワークスタイルの多様化にも適応しています。

窓面にデスクを配置することで自然光を取り入れた明るい環境が実現されており、長時間の業務でも快適な作業空間が維持できます。中央には広めの通路を確保し、移動や配線、管理者の巡回もスムーズに行えるよう工夫されています。

エントランスからは会議室へ直接アクセス可能な動線となっており、来客時にも執務エリアを通さずに案内できます。これによりプライバシーや情報セキュリティを守りつつ、外部との商談やミーティングも安心して行えます。会議室は8名が利用できる広さがあり、重要な打合せやプレゼンテーションにも十分対応できます。

収納機能も充実しており、壁面には連続した収納ラックを配置することで、書類や備品を効率的に整理・保管できます。さらに、23㎡（約7坪）の大容量倉庫が独立して設けられているため、サンプルや機材なども執務エリアを圧迫せずに保管可能です。複合機や給湯スペース、冷蔵庫・レンジなども会議室横にコンパクトに集約されており、日常的な業務の動線を短縮し、利便性を高めています。

このように、フリーアドレスの柔軟性とコミュニケーション、独立性の高い会議室、大容量倉庫と壁面収納、そして明るく効率的な動線設計が一体となり、快適性と機能性を高い次元で両立した使いやすいオフィス空間が実現されています。