| 広さ | 20.1坪(67㎡) |
|---|---|
| 従業員数 | 14 |
| エントランス | なし |
| 会議室 | あり |
| 役員室 | なし |
| 更衣室 | なし |
| 休憩スペース | なし |
| 個別WEBブース | なし |
| 倉庫 | なし |
| サーバルーム | なし |
このオフィスは20.1坪のコンパクトな空間に14名が働く高密度レイアウトで、一人当たり約1.4坪という一般的なオフィスの半分程度の密度を実現しています。この制約を逆手に取り、効率性と機能性を高度に両立した設計となっています。
最も特徴的なのは、コア側に会議室を独立配置することで来客動線と執務動線を明確に分離している点です。この配置により、外部との商談や重要な打ち合わせ時に執務エリアを通ることなく直接案内でき、業務への影響を最小限に抑えながらプライバシーも確保されます。会議室は活発な議論やプレゼンテーションに十分な広さを持ち、高密度な執務エリアとは対照的にゆとりのある空間設計となっています。
執務エリアでは3つの島型デスクブロックを戦略的に配置することで、限られた空間でも効果的なチーム連携を実現しています。この配置により視線が揃い、情報共有やコミュニケーションが自然に促進される環境を提供しています。各ブロックは適切な間隔で配置されているため、高密度でありながら圧迫感を軽減し、個人の集中作業にも配慮された設計となっています。
動線設計においても高い効率性を実現しており、両端に設けられた出入口により回遊動線を形成し、移動がスムーズで席の増減や配置変更にも柔軟に対応できます。壁面には収納とOA機器を連続配置することで通路幅を最大限確保し、整理整頓しやすい環境を維持できます。
高密度環境における快適性確保のため、窓面・バルコニー側への配置により採光と換気を最適化し、バルコニーへのアクセスも可能で視覚的・心理的な開放感を演出しています。給湯室や複合機などの共用設備もコンパクトに集約され、日常業務における利便性を損なうことなく空間効率を追求しています。