トーセイ、築40年超の「溝の口トーセイビルII」を再生!老朽ビルが最新オフィスに進化


不動産再生事業を手掛けるトーセイ株式会社は、川崎市高津区にある「溝の口トーセイビルII」のバリューアップを実施したと発表しました。

同物件は1983年に大手メーカーの研修所として建設された建物で、大小さまざまな会議スペースや講堂、食堂などを備えていました。今回はその建物を同社が取得し、現代のニーズに合わせたオフィス利用可能な物件へと再生しています。

立地は、東急田園都市線・大井町線「溝の口」駅から徒歩10分、JR南武線「武蔵溝ノ口」駅から徒歩12分と、複数路線が利用可能な交通利便性の高いエリアに位置しています。敷地面積は約5,152平方メートル、鉄筋コンクリート・鉄骨鉄筋コンクリート造の地上8階建てで、延床面積は約7,005平方メートル。築40年以上を経た建物ながら、トーセイが得意とする“リノベーション×再生”の手法により、新たな価値が付加されました。

今回の改修では、まずエントランスやラウンジのデザインを刷新し、来訪者に好印象を与える現代的なデザインにアップデート。中庭の植栽も植え替えを行い、自然を感じられるリフレッシュ空間として再整備されました。また、元食堂だった広いスペースは、可動性のある什器を導入したフリーアドレス型の執務空間へと生まれ変わり、多様な働き方に対応できる柔軟なレイアウトを実現しています。
さらに、省エネルギー対策としてLED照明への全面更新と空調設備のリニューアルを実施。オフィスビルとしての環境性能を高め、入居テナントのランニングコスト削減にも寄与します。加えて、防災意識の高まりに応える形で、エレベーター内に防災キャビネットを設置。災害時の安全性にも配慮した設計となっています。

溝の口エリアは、都心や横浜方面へのアクセスが良く、再開発の進む二子玉川や武蔵小杉にも近いことから、今後もオフィス需要の増加が見込まれています。「溝の口トーセイビルII」は、既存建物の資産価値を再生しながら、地域のビジネス環境を支える新しい選択肢となりそうです。

担当マーケターの視点

今回のトーセイによる「溝の口トーセイビルII」の再生は、単なる建物のリノベーションにとどまらず、“エリア全体の価値を再構築する都市型再生”の好例といえます。
オフィス移転を検討するバックオフィス担当者にとって、築年数よりも「快適性」「コストバランス」「安全性」といった実用面の充実度は、今後ますます重視されるポイントです。新築オフィスが高騰傾向にある中で、こうした再生ビルは“ハイグレード+コスト最適化”を両立できる現実的な選択肢として注目されています。

また、フリーアドレス対応やラウンジ整備など、現代の働き方改革に適応した設計もポイントです。溝の口という立地は、都心への通勤アクセスを確保しつつ、落ち着いた環境で働ける“セカンド都心”として評価が高まっています。
再生ビル市場の活発化は、今後のオフィス移転戦略においても「築年数ではなく、再生価値を見る」時代の到来を示しているといえるでしょう。
東京オフィスチェックでは川崎エリアのオフィスビルもご紹介しております。話題物件は早めに成約することが多々ありますので、興味があれば早めにお問合せください。
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