築30年以上でも「最高評価」へ──恵比寿ガーデンプレイスタワーが示す再評価の可能性


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恵比寿ガーデンプレイスタワーが最高評価となる「5つ星」を取得

オフィス移転を検討する際、新築や築浅物件に目が向きがちですが、築年数の経過したビルでも高水準の快適性・安全性を備えているケースがあります。その象徴とも言える事例が、恵比寿ガーデンプレイスタワーです。
サッポロ不動産開発株式会社は2025年6月24日、同社が所有・運営する「恵比寿ガーデンプレイスタワー」(東京都渋谷区)が、DBJ(日本政策投資銀行)の「DBJ Green Building認証オフィスビル版」において、最高評価となる「5つ星」を取得したと発表しました。築30年以上の賃貸オフィスビルとして5つ星を取得するのは、国内で初めての快挙です。
同ビルは1994年竣工、地上40階・地下5階建ての超高層オフィスビルです。今回の評価で特に高く評価されたのは、以下の2つの評価軸です。
1つ目は「Community&Diversity」。同ビルでは、オールジェンダートイレの設置や、敷地内に併設されたビール工場や街の歴史を紹介するミュージアムの存在など、多様性と地域文化への配慮が評価されました。

2つ目は「Resilience(レジリエンス)」です。3回線受電方式により災害時の電力供給の安定性を確保し、屋上にはTMD(チューンド・マス・ダンパー)型制振装置を導入するなど、制震性を強化する改修工事が実施されました。
同物件は2023年にも「CASBEE-ウェルネスオフィス評価認証」において最高ランクのSランクを取得しています。これにより、サッポロ不動産開発の長年にわたる安心・安全への取り組みや、環境・社会への配慮の深さが改めて裏付けられました。

担当ライターの所感をマーケティング視点で

今回のニュースが示すのは、「築年数」だけではオフィスビルの価値を測れないという事実です。働く環境の多様化が進む中で、バックオフィス担当者にとっては、耐震性や災害対応力、ダイバーシティへの対応、そして地域性まで含めた「ビルの中身」で物件を判断する視点がより重要になっています。特にサステナビリティ認証を取得した物件は、企業のESG評価向上にもつながるため、PRや採用ブランディングの面でもメリットがあります。今後は「古い=劣る」ではなく、「進化するビル」かどうかに着目することが、戦略的なオフィス選定につながるでしょう。

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